どうも、にれんです。
私は税理士試験の全ての科目を(簿、財、法、相、消)2年で官報させていただきました✌︎
と思いながら記事を書いてます
今回は【絶対だめ】”睡眠時間のカット”は悪循環を生む「パンドラの箱」というテーマでお話ししていきます
- 毎日の勉強が忙しくてきっちり睡眠を取れていない方
- 1日のタスクが終わらずに、つい夜更かしをしてしまう方
- 睡眠時間のカットする代わりに、どうすればいいか知りたい方
この記事は”6分”で読むことができます
本日もよろしくお願いいたします✌︎
目次-PageContents-
開けてはいけない「パンドラの箱」
税理士試験の勉強では
日々の勉強に終わりが見えないのも
ある種、真実です。
どれだけの量をこなそうとも、
自分のタスク(課題)が
尽きることはありません。
その為、
多くの受験生は
1日のタスクに普通では考えられないような
膨大な量を設定してしまうケースが多くあります。
1日のタスクが増えても、1日の時間は増えません
ここで、多くの受験生は
「今までのやり方のままで、
どうやって勉強時間を捻出するか」
の問題に迫られます。
これは
「”量”を取るか”質”を取るか」のトレードオフです。
そこでついやってしまいがちな
”量”を選択した結果である
「睡眠時間のカット」
- 手っ取り早いから
- 勉強した気になるから
- 無理すればできるから
しかし、
「睡眠時間のカット」は
本当に、本当に、絶対にやってはいけません。
「睡眠時間のカット」は
量は確保することができますが
大事な質を手放してしまう結果となります。
さらに、それだけでは終わりません。
巡り巡って、
”質”を手放した結果で得られた”量”も
確保することが難しくなります。
「睡眠時間のカット」は、
開けてはいけない「パンドラの箱」です。
何故、睡眠をカットしてはいけないのか
ご存知でしたでしょうか?
私たちの活動効率は
十分な睡眠時間をとっているか否かに
影響をかなり受けます。
こんな実験がありました
ペンシルベニア大学とワシントン州立大学が行った実験では、1日平均7~8時間睡眠をとっている健康な男女を48名集め、「4時間睡眠」「6時間睡眠」「8時間睡眠」の3つのグループにそれぞれ分けました。
14日後、3つのグループの注意力を比較すると、8時間睡眠のグループに比べ、4・6時間睡眠のグループの注意力が確実に欠如していることがわかりました。
6時間睡眠のグループは、普段よりパフォーマンスが約50%も落ち込みました。これは”ほろ酔い”(血中アルコール濃度0.05%)と呼ばれる、いわゆる酒に酔っている時と同じような状態になっていたことがわかりました。さらに、4時間睡眠のグループは、酩酊状態(酒に酷く酔っている状態)と同じような状態になっていたことがわかり、テストの途中で寝てしまう人も現れる始末です。
興味深いことに、この4・6時間睡眠のグループの脳機能は、ある一定のレベルまで落ちて横ばいになるのではなく、時間が立てば立つほど下り続けていきました。
つまり、睡眠不足のダメージは蓄積されることもわかったのです。
- 睡眠時間が6時間以下の人は「酒に酔っている状態」と同じ
- 睡眠不足のダメージは蓄積される
お酒に酔った状態では
気分は抜きとして
作業効率が、格段に下がります
私たちは
睡眠時間をカットして勉強を頑張る人に
「毎日勉強して偉いね」と
声を掛ける傾向にあります。
では果たして、
お酒を飲んでいる、つまり酔っ払いの人が
勉強をしていても同じ声を掛けますでしょうか?
「酔っ払った状態では勉強は捗らないよ^^」と
優しく声を掛けるのではないでしょうか?
ここで
『悪循環を生んでしまう”もしもの話”』を
考えていきましょう。
もし、1日のタスクが終わらずに、
睡眠時間をカットして夜遅くに
タスクを全て終わらせたとします。
税理士受験生今日のタスクは終わらせた!やったー!
ですが、どうでしょう。
今日の1日のタスクを終わらせたとしても、
睡眠時間のカットは、
酔っ払いと同じ状態を作り
翌日の作業効率に影響します。
これは
「”量”を選択した結果の”質”の低下」です
税理士受験生う…なんだかパフォーマンスが50%くらい低下している気がする…
これでは
翌日は翌日で、1日のタスクが終わりません。
すると、また睡眠時間をカットせざるを得なくなります。
税理士受験生ヒイイ、今日の分が終わらないいいいいそれでも、量をこなすために、
翌日のタスクを無理やり終わらせます。
すると
その翌日も睡眠時間のカットが作業効率に影響し、
その流れに乗ってくるように
睡眠不足のダメージは蓄積されていきます。
税理士受験生うう…眠い…。これでは次の日もタスクが終わりません。
…という具合です。
この調子ではうまくいかず、
時には1日のタスクを放り投げて、
睡眠時間に割く日もあるでしょう。
これが、
「選択したはずの”量”をも手放す結果」となります。
この行動が、自己肯定感を下げ、自分の心を苦しめます。
税理士受験生うう。出来なかった…なんて自分はダメな人なの…これの繰り返しにより、悪循環を生みます。
このように、試験の勉強では
「睡眠時間のカット」だけは
絶対にしてはいけないのです。
1日のタスクは最小限に
1日のタスクのおかげで
睡眠時間をカットしているのなら、
その”1日のタスク”をもう一度見直してみましょう
つまり、
勉強時間の「”量”ではなく”質”を選択する」のです。
私の1日のタスクを例にとって
好循環を生み出す方法について
触れていきます。
私の場合は
学校の滞在時間が9時から18時(9時間)で
休憩を省くと大体”7時間程”が勉強時間です。
私の1日のタスクは
1科目、総合問題2問です。
これは
最小限の設定です。
それぞれの使い方は、1問メモ程度、もう1問は全解きです。
詳しくは以下です
問題を解くのにかかる時間は、メモ程度なら20分程で全解きは1時間程です。
2つの総合問題の答え合わせは、大体1時間もあれば終わります。
つまり、
私の1日のタスクでかかる時間は
「4時間40分」となります。
上記の参考から分かる通り、
私は7時間の勉強時間があるにも関わらず
タスクにかかる時間は「4時間40分」です。
私は1日のタスクを最小限で設定した結果
1日のうちで
2時間20分程の余裕(バッファ)があります。
これは
勉強時間の約3割に値します。
1日のタスクを最小限に設定することで、
睡眠時間をカットすることがなく、
バッファも十分に取ることができます。
- 翌日には翌日で最高のパフォーマンスを発揮することが出来る
- 毎日のタスクを確実にクリアしていくにつれて自己肯定感も高まる
このように、
1日のタスクは最小限にすることで
好循環を生む事ができます
まとめ
税理士の試験勉強では
常に自分の課題である
タスクが付き纏います。
目先のタスクだけを見てしまうと
ついついそのタスクをこなす
自分のことを見過ごしてしまいます。
今日のタスクは最小限に
自分という資産を大切に
本試験まで走り切りましょう。
最後にこの記事にぴったりの言葉を…
毎晩眠りにつくたびに、私は死ぬ。
そして翌朝目をさますとき、生まれ変わる
マハトマ・ガンジー
- ”睡眠時間のカット”は開けてはいけない「パンドラの箱」やで
- 睡眠時間のカットは悪循環を呼ぶで
- その悪循環の訳は6時間以下の睡眠は酔っ払い状態と同じであることと、その睡眠不足のダメージは蓄積されること、これらによる自己肯定感の低下にあるんやで
- 睡眠時間のカットではなく「1日のタスクは最小限に」を意識して見直してみような
- 大切なのは「勉強時間の”量”ではなく”質”を選択する」ことやで
- 自分という資産は大切にな
いかがでしたでしょうか?
今回は【絶対だめ】”睡眠時間のカット”は悪循環を生む「パンドラの箱」というテーマでお話ししていきました
本日もありがとうございました!
ではまた別の記事で。
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