どうも、にれんです。
記事を執筆している私は税理士試験の5科目(簿、財、法、相、消)の全てを2年で官報合格した実績があります✌︎
と思いながら記事を書いてます
- 税理士試験初受験の方
- 本試験会場について知りたい方
- 本試験会場と普段の違いについて知りたい方
この記事は”7分”で読むことができます
本日もよろしくお願いいたします✌︎
目次-PageContents-
本試験会場は普段と何が違うの?
税理士試験初受験の方なんかは特に
- そもそも本試験会場では普段と何が違うのか
- その本試験会場ではどんな行動を取れば良いのか
疑問に思うことが沢山あるのではないかと感じます。
その為、今回は
- 本試験会場は一体どんな所なのか
- 本試験会場が普段と違う点・その対策
を考えていきたいと思います。
それではいきましょう
- 会場の詳細(試験が実施される教室やトイレの場所、自習スペース、入場時間)の不透明さ
- 会場内にいる受験生の数の多さや層の厚さ
- 上記の受験生達の独特な空気、緊張感
- 受験環境(机や周りの人)がほぼギャンブル
一つずつ解説していきます。
会場の詳細の不透明さ
税理士試験の本試験会場は
会場内の、実際に試験を受ける教室や
トイレの場所の表記も親切ではありません。
時に、会場の入り口さえも、判りづらいことがある
税理士試験の本試験会場に入ると
大抵の場合、
「受験番号」と「教室名」が
書かれた掲示板が見えます
その掲示板に記述されている受験番号と
自分の受験番号を照らし合わせて
「どの教室に自分は迎えばいいのか」
確認することができます。
ただ、
非常に判りづらい場合が多いです。
【試験会場が大学等である場合】
試験を受ける教室が「A5」や「F3」など英語と数字で「教室名」の表記があることは分かるが『何処に向かえば、それぞれの教室に行けるか』という具体的な表記がない場合が多く、しばし迷うことがあります。
【私の体験談】
税理士受験初受験の時は、大阪の大阪産業大学の中央キャンパスでの受験でした。少し余裕を持って会場に向かうのですが、そもそも会場自体が大きく入り口が分かりません。はて困りました。仕方なく周りをグルっと一周してやっと、ちっっっさい「入り口はこちら」という看板を発見。その当時は朝といえど、炎天下の真夏日に燦々と降り注ぐ太陽の光のお陰で汗が吹き出すのを感じました。そして、5つ程の棟に囲まれた、例の掲示板を発見しました。しかし、地図のようなものはありません。はて、困りました「自分は何処で”B棟”とはどの棟なのだろう」本当に見当もつきません。それから自分の足で探して目的の棟に辿り着きました。さあ次は教室の場所です。「B3」という掲示板の表記を信じて、棟の入り口から3階を目指して階段を上がります。すると「B3」と書かれた教室前の廊下に、沢山の受験生達が待っています。そこは廊下ですからクーラーもありません。椅子も机もありません。ただ「教室に入ってよい」との表記もありません。はて困りました。この蒸し暑い中で、ひしめき合う受験生の中に居たくない。そのため、少し勇気を持って教室のドアを引きました。すると、クーラーの冷たい風が体の全身を包み、数人の受験生が快適に勉強をしている姿が目に入りました。
私が初受験の時には
教室に到着するまで
3回も迷うことがありました。
本試験会場には
指示や対策が不十分な点が沢山あります。
【私の体験談】
私が税理士試験2年目の時は、大阪の立命館大学の茨城キャンパスでした。本試験会場に到着すると、殆どの受験生が教室の外にある、少しの机と椅子の争奪戦がすでに開始されており、溢れた税理士受験生達は廊下や階段で座り、ひしめき合っています。そこは教室の外ですのでクーラーも付いておらず、殆どの受験生達はうちわ等を使っていました。はて、困りました。しかし、知り合いが私の机や椅子を確保してくれていたのです。そして、自習を始めて1時間ほど経ってから、こんな声が聞こえてきました。「廊下で自習している方は、自習スペースの教室(クーラー稼働してます)が設けられていますのでそちらで勉強してください!」それから、その方の指示通りにその自習スペースとなっている教室まで歩いて到着しますが、もう既に満席です。代わりの教室はあるのか尋ねても、1つしか用意してないとのこと。はて、困りました。それからまた試験が行われるであろう教室の前に戻ると、当たり前ですが以前座っていた机や椅子は他の人が使用しています。はて、困りました。そこで1年目の時を思い出して、少し勇気を持って教室のドアを引きました。数秒後、クーラーの冷たい風が体の全身を包みました(笑)
本試験当日に
対策できる事項について
確認しておきましょう。
- 本試験当日は時間に余裕を持つ
- ハプニングは起こりうるものだと認識しておく
- 本試験会場についたら「教室、トイレの場所・自習スペースの確保」を最優先する
まず、どんなハプニングが起こっても大丈夫なくらいの時間に余裕を持つことが大切です。
そのハプニングは誰にでも往々にして起こりうることを認識しておくだけで当日に実際に降りかかった場合でも幾分かはパニックを押さえられるかと思われます。
さらに、本試験会場に到着したら「教室、トイレの場所・自習スペースの確保」が先決です。大抵のことは、この3つを押さえておけばなんとかなります○
会場内にいる受験生の数の多さや層の厚さ
本試験会場に到着して会場内に入ると
税理士試験初受験の方は特に
その光景に驚く、かと思います。
本試験会場では、
その受験生の数が半端ではありません。
さらに、その層の厚さ(年齢、性別)に驚きます。
教室の外で待機している
受験生の数に圧倒されないように
覚悟しておいてください○
上記の受験生達の独特な空気、緊張感
本試験会場に入ると、
受験生の数やその層に驚くと同時に、
本試験会場の独特な空気と緊張感に
飲まれそうになることかと思います
言葉では表現できないくらい
体験したことのない空気や緊張感が
本試験会場には漂っています。
これは1人ひとりの
- 1年に1回の試験であることや
- 思いや熱が込もっていること
- 緊張が伝染していること
が原因ではないかと感じます。
その空気に飲まれそうになる時は、
自分の精神状態を見直してみましょう
精神状態を
「熱狂と沈静(ちんせい)の真ん中」に保つ
それぞれの
定義を見てみましょう。
- 熱狂とは…血をわきたたせ、狂わんばかりに夢中になること
- 沈静とは…落ち着いて静かなこと。また、そうなること
試験時間正味2時間の為に
費やしてきた1年間の勉強を発散できる
「熱狂」に変わる、喜び。
その1年間もの長い時間に意味を与える為に
不用意な失点を避ける
「沈静」に変わる、落ち着き。
この両方を併せ持つ
「熱狂と沈静の真ん中」の精神状態を
保ちましょう。
「熱狂と沈静の真ん中」の精神状態の作り方については以下の記事で
受験環境がほぼギャンブル
税理士試験の会場では
受験する教室の机や椅子、周りの人は
ほぼギャンブルです。
このギャンブルが許されている理由は
- 机や椅子の基準が明確にない
- 周りの人は選べない
の2点です。
税理士試験では
明確な机と椅子の基準が
未だ定められていません。
その為、
試験会場が違う場合や、
同じ試験会場でも、教室が違う場合でも
机と椅子などが異なる場合があります。
【私の体験談】
- 私が1年目の時(簿財法)は、簿記論ではいわゆる大学の大教室と言われる教室の長机を使用して、財務諸表論では小教室と言われる、いわゆる普通の教室の小さい机での受験となりました。受験する会場、時には会場が同じでも教室が違う場合では、机や椅子が異なる場合が往々にしてあります。
- 私が2年目(相消)の時には、どちらも同じような教室での受験となりましたが、消費税の受験時は、大学特有の足元が階段仕様となっておりました。大学等ではよくありがちですが、大教室となると後ろの方の席では、階段が使用されているところが多くあったりします。普段と、足の置く角度や位置が必然的に異なりますので、体の負担となることは間違いありません。
さらに
周りの人を操作することは
残念ながらできません。
SNS等で見かけた事例としては
- 電卓豪打マン
- 必要以上の椅子座り直しマン
- 筆圧で机揺らしマン
などが生息していたみたいです。
税理士試験の受験環境は、ギャンブルです。
頭の片隅に「もしかしたら…」と
最悪の事態が起こりうることを
想定しておきましょう。
まとめと内容理解
今回の記事の内容を
内容理解と共にまとめていきましょう○
今回の記事の内容に沿って
質問を用意致しました。
是非、皆さんの理解に役立ててくれれば幸いです。
- 本試験会場と普段の違う点はどんなところがあっただろうか?
- 本試験会場はどんな所なのか説明してみよう
- 私の体験談を踏まえて、何か自分ができる対策を考えてみよう
いかがでしたでしょうか。
本日もありがとうございました!
ではまた別の記事で。