税理士試験攻略法

【合法的に”今年の本試験の問題”を知る】過去問の活用方法

 

どうも、Sleqtです。

 

はじめに…

 

私は税理士試験の

全ての科目を(簿、財、法、相、消)

1発で合格させていただきました✌︎

 

 

にれん
にれん
「こんなブログが受験生時代にあったらよかった‼︎」

 

と思いながら記事を書いてます。

 

 

 

 

 

Twitterで

こんなリクエストをいただきました。

 

税理士受験生
税理士受験生
「過去問の取り組み方を教えてください」

 

 

 
 
題名にもありますが

 

合法的に”今年の本試験問題”があったら知りたい

ですよね。

 

 

 

その傾向対策

立てればいいですから。

 

 

それではいきましょう。

 

 

合法的に”今年の本試験の問題”を知る方法

 

 

過去問否定派
過去問否定派

「もう同じ問題は出ないから過去問はやっても意味がない」

と一蹴りされてしまいがちな過去問。

 

 

まずは、

過去問とは何なのか?

解説していきましょう。

 

目次-PageContents-

『過去問とは”目的地周辺”』

 

森の洋館の部屋50種類!隠し部屋を見つけてお宝をゲットしよう ...

 

 

 

税理士試験において

その地図とも言うべき存在。

 

 

そう。

 

過去問

 

 

 

言うまでもなく,

 

 

私は

にれん
にれん
「過去問は大事派」

 

 

 

 

何故か?

 

それは…

 

 

にれん
にれん

『目的地周辺まで行く力』

 

が過去問には備わっているから。

 

 

 

 

では

私が過去問に対して

どのように取り組んでいたのか

ご紹介いたします。

 

 


 

今回は

2から始める方

4から始める方

”同時進行”で進めさせていただきます。

 

 

 

その為、

少し上のリンクから

飛んでいただけると

わかりやすいかと思います✌︎

 

 

『最強の2月勢』

 

熟練者9月受講コースの方

 

 

 

「2月に始めましょう。」

 

 

 

できるなら

2上旬

 

 

熟練者の方も

初心者の方も

自分のレベルを測るには

絶好のタイミング。

 

 

にれん
にれん
「この難易度が解けるようになれば合格できるんだ」

 

 

と体感できます。

 

「何故2月か?」

 

 

一般的には

税理士試験本番まで6ヶ月

 

つまり半年。

 

にれん
にれん
そろそろ自分の科目選択が定まってくる頃です。

 

 

一度、

目的地周辺を下見するには

丁度いいのです。

 

問題量としては

時間がある方は10年分。

物理的に無理な方は5年分ほど。

 

 

にれん
にれん
これは”独特な問題”である「過去問」慣れるためでもあります✌︎(後で少し触れます)

 

-POINT-

  • 「問題の量」は”過去10年分”(5年分でも可)
  • 毎日一問ずつで可
  • 理論は”柱上げ”のみ
  • 計算は時間を測る(基本1時間)
  • 点数やミス箇所記録(まずは何が足りてないかを知る)

柱上げ…書く必要のある”理論の題名だけ”を列挙すること。

 

 

 

解き直し

 

解き直しの時期

2ヶ月後の4月。

 

丁度忘れかけているタイミングでしょう✌︎

 

-POINT-

  • 2ヶ月後に解き直し
  • 毎日一問ずつで可
  • 理論は”柱上げ”のみ
  • 計算は2月に比較的にできなかった問題だけ時間を測る(基本1時間)
  • それ以外は”メモや頭で解く”※各勉強法に随時記事にします
  • 点数やミス箇所記録(前回と比較する)

 

 

 

”2度目の解き直し

 

にれん
にれん
2月勢は2回解き直しが可能です。

 

 

 

また、6

確実に力が伸びてくる時期

 

-POINT-

  • 6月は4月とやることはほぼ同じ
  • ”過去2年分”の問題と解答を残しておく
  • できなかった問題も残しておく

 

 

「絶対の4月勢」

 

さて、

年明けから受講の方、2月は無理‼︎という

 

 

「2月はちょっとまだ不完全過ぎて

 最後までできる気がしないよ」

 

 

安心してください。

 

 

にれん
にれん
「4月に始めましょう」

 

 

この時期に

1度、解いてみましょう。

 

 

もう一度言います。

 

 

4月の時点で

まだ過去問を一度も解いたことがない

 

 

にれん
にれん
絶対解きましょう‼︎

 

 

そろそろ

科目選択も確実となってきた頃でしょう。

 

 

この時期に

目的地周辺の下見は絶対です。

 

問題量としては

時間がある方は10年分

物理的に無理な方は5年分ほど。

 

にれん
にれん
これは”独特な問題”である「過去問」慣れるためでもあります✌︎

 

 

-POINT-

  • 問題の量は”過去10年分”(5年分でも可)
  • 毎日一問ずつで可
  • 理論は”柱上げ”のみ
  • 計算は時間を測る(基本1時間)
  • 点数やミス箇所記録(何が足りてないかを知る)

柱上げ…書く必要のある”理論の題名だけ”を列挙すること。

 

解き直し

 

解き直しの時期

2ヶ月後の6月。

 

コレも丁度忘れかけているタイミングでしょう✌︎

 

また、6

確実に力が伸びてくる時期

 

絶対に4月と”同じ間違い”は許されません‼︎

 

-POINT-

  • 2ヶ月後に解き直し
  • 毎日一問
  • 理論は”柱上げ”のみ
  • 計算は4月に比較的にできなかった問題だけ時間を測る(基本1時間)
  • それ以外は”メモや頭で解く”※各勉強法に随時記事にします
  • 点数やミス箇所記録
  • ”過去2年分”の問題と解答は残しておく
  • できなかった問題も残しておく

 

 

『本試験前1週間にやるべきこと』

 

にれん
にれん
この記事で最重要の章です。

 

 

最終確認の時期。

 

 

 

そう。

 

にれん
にれん
「本試験前1週間」です。

 

 

 

2月勢も4月勢も

6月にできなかった問題に

軽く目を通したり、簡単に解いてみてください。

 

私は皆さんが

その問題に引っかかることがないように思えます。

 

 

全部解く必要はありません。

 

 

過去の皆さんが解きましたから✌︎

 

この章で言いたいただ一つのこと

 

 

 

 

にれん
にれん
『問題文と問題形式』着目せよ‼︎

 

 

 

その理由を説明していきます✌︎

 

 

”試験委員を見る”

 

 

にれん
にれん

試験委員は

専門学校の先生のように普段、問題を作っている人ではありません。

 

 

その為、

問題の不備

受験生に理解しがたい角度からの出題

大いにあり得ます。

 

 

だから、

少しでも相手のことを知っていた方

相手が欲しい解答ができるかもしれない

といったことです。

 

 

そして、

試験委員は

基本は2年間同じ人が。

長くて3年間担当します。

 

 

試験委員も人間です。

 

 

 

にれん
にれん

同じ人が問題を作ったら

その言い回し問題のパターン

似てくるとは思いませんか?

 

 

 

 

試験委員も人間です。

しかも超一流

 

 

前年度に自分が出した問題で

もし不都合があったとしても

プライドとして

それを曲げたくはないでしょう。

 

 

”実際の本試験を例に取る”

 

 

(例1)

 

H29年とH30年の

”財務諸表論”の理論の試験委員は

どちらも連続で

杉本先生と米山先生でした。

 

税理士試験)試験委員の入れ替わり! それによる本試験への影響は ...

 

またH29年の財務諸表論の合格率は

前年の15,3%に比べ29.6%

倍近い合格率を誇ったことで有名です。

 

 

その背景としては

 

理論問題で

例年では珍しい記号問題主体

出たことが挙げられます。

 

本来税理士試験では

記述式にすることで

減点方式となり

合格者の調整を行っている(と言われている)

のですが。

 

H29年に”記号問題主体で出題したことにより、

本来の減点方式という形が取れず、

合格者の調整ができなくなり

29.6%という近年で稀に見る合格率

となった(と言われている)のです。

 

その為に

「ずるいじゃないか」という

”謎の苦情”が入ったという話もあります

 

 

 

それでも私は思いました。

 

 

にれん
にれん

『うん。

大幅には変えてこないだろうね、うん』

 

 

 

ということで

 

少しは記述式も増えるだろうけど

記号問題もしっかり出してくるだろう、と。

 

その読みは的中

 

それだけで

本番のストレス

かなり軽減されたことと思います。

 

 

(例2)

 

また、

法人税法の計算

H30年で続けて

試験委員をされるということなので。

 

試験前の1週間では

問題の形式や

問題文(わかりづらい言い回しがないか)に着目

 

H29年には”個別問題形式”で出題されていたので

H30年もおそろくその形でくるだろう。

 

また、

個別問題ですが本試験なので

個別の問題が最終的には繋がってくる…

 

 

つまり、

にれん
にれん
『別表5のような問題もあるかもなあ…

 

 

…結果は?

 

別表5の対策を

試験前1週間でもう一度詰めたことで、

国税局からの

H30の文字が拝めました‼︎

 

 

 

 

まさに

「目的地周辺をウロウロしていてよかった‼︎

という体験です✌︎

 

 

 

 

長くなりましたが、

 

にれん
にれん
『本試験1週間前には問題文と問題形式を抑えろ』

 

という内容でした✌︎

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

過去問否定派
過去問否定派

「もう同じ問題は出ないから過去問はやっても意味がない」

 

私はそうは思いません。

 

 

 

にれん
にれん

 

「過去問」には

”目的地周辺まで行く力”

備わっています。

 

 

 

 

この力を使わずして、

闘うなんてもったいない‼︎

 

 

皆さんも

過去問傾向を掴み、

対策を練りましょう‼︎

 

 

 

 

ではまた別の記事で。

 

 

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