税理士試験攻略法

【簡単に問題を推測できる!?】試験の直前は、チャンスの時間。

どうも、にれんです。

記事を執筆している私は税理士試験の5科目(簿、財、法、相、消)の全てを2年で官報合格した実績があります✌︎

にれん
にれん
「こんなブログが受験生時代にあったら良かった‼︎」

と思いながら記事を書いてます

想定読者

  • 税理士試験初受験の方
  • 本試験前の解答用紙の確認について知りたい方
  • 解答用紙の確認の時に気をつけるべきことが知りたい方

この記事は”6分”で読むことができます

本日もよろしくお願いいたします✌︎

目次-PageContents-

試験開始の直前には、解答用紙を確認する時間がある!?

税理士受験生
税理士受験生
先生。本試験開始の直前に「解答用紙を確認する時間」があると聞いたのですが具体的にどういったものなんですか?

メル先生
メル先生
せやな。この確認には”解答用紙に不備がないか、枚数が足りているか”などのチェックをする目的があるで

 

例年の税理士試験では、

試験開始の直前に

解答用紙を確認する時間」があります。

 

【具体的な試験の流れ】

 

各科目の試験開始15分程前になると

1人の試験官が

試験上の注意事項を読み上げます。

 

その頃には、受験する科目の

「問題用紙・解答用紙・計算用紙の枚数」

それぞれ黒板に表記されています

 

注意事項の読み上げ後

周りの試験官が

  1. 解答用紙
  2. 問題用紙・計算用紙

の順番で、用紙を配っていきます。

 

まず、①の解答用紙を配ります。すると、1人の試験官が「解答用紙に受験番号、受験地の記入と解答用紙の枚数の確認や不備がないか確認してください」という指示を出します。教室内の受験生が受験番号、受験地の記入と解答用紙の確認を行います。それが終わったことを周りの試験官全員が確認してから、②の問題用紙・計算用紙を配り始めます。

 

まさに、

それが「解答用紙を確認する時間」です。

 

試験官の文脈通りに遂行すると、

「解答用紙を確認する時間」で

やるべきことは2つです。

 

解答用紙の確認でやるべきこと2つ

  • 受験番号、受験地の記入
  • 解答用紙の不備(枚数、インク切れ等)がないか確認

 

理論、計算の解答用紙の1枚1枚に

受験番号(最初のページだけ受験地も)

記入していきます。

 

さらに、

解答用紙の不備も

同時に確認していきます。

 

しかし、

これら2つだけをただ遂行するのは

はっきりいって、勿体無いんです。

 

にれん
にれん
この記事を読めば、解答用紙の確認する時間で行うべきことが手に取るように分かるので是非、最後までご覧ください✌︎

解答用紙を確認する時間は、チャンスの時間。

税理士受験生
税理士受験生
先生。解答用紙の確認する時間は何をしたらいいんでしょうか?

メル先生
メル先生
せやな。解答用紙を確認する時間は、問題を推測できる、チャンスの時間やで

 

「解答用紙の確認する時間」は

試験直前に、問題を推測することができる

いわゆる「チャンスの時間」です

 

解答用紙を眺めるだけで

問題の構成を押さえて

  • どんな問題なのか
  • 優先すべき問題はどれか
  • それぞれの時間はどれくらいか

問題を推測することができます。

 

問題の構成を押さえる為、

問題を推測する為には

以下のポイントを押さえましょう。

  • 解答用紙の枚数
  • 解答欄の種類
  • それぞれの解答欄の広さ

 

これらのポイントを押さえると

  • 問題全体の量や
  • それぞれの問題の量、
  • 普段の問題と違う点があるかどうか

手に取るように、

試験直前に分かるようになります。

 

本試験では、誰でも解ける問題から特殊な角度からの問題や難易度が極悪非道な問題が出題されます。

詳しくは以下で

税理士試験に出題される問題を、最近の傾向と合わせて解説。どうも、にれんです。 私は税理士試験の全ての科目を(簿、財、法、相、消)2年で官報させていただきました✌︎ と思い...

 

解答用紙を見れば、

これらに分類する問題を探して

問題を解く優先順位も、

おおよそ予想できます

 

【例えば】

今回はコチラのH30年の法人税法の解答用紙を使用します。

 

原本ではなく、解答解説を使用してますので

解答欄への記入は無視していただければ幸いです。

 

第一問(理論) 問1(3)

 

上記の解答用紙の表からは

「損金算入の可否とその理由」

との記述があります。

 

この記述だけで

  • 損金に関係する論点の出題
  • 事例問題に関する出題
  • 事例問題の出題から、その論点に関する規定「問1(1)」の出題があること

くらいまでは容易に推測できます

 

さらに第2問の計算では、

解答用紙に、

チャンスの種が至る所に落ちています。

第二問(計算) 問1

 

この解答用紙の表からも

法人税法受験生は一目瞭然、

役員給与の損金不算入」の出題です。

 

さらに、

解答用紙の枚数(8枚)から考えると

「割としっかりめ」の出題です。

 

その為

  • 問題の取捨選択の必要性の高さ
  • 時間に反して点数があまり期待できない為、優先順位は低い
  • 個別問題の出題であること

などが瞬時に推測可能です。

 

そして、

法人税法の計算の問4

見てみましょう。

第二問(計算) 問4

 

受験生はご存知、

「別表5」の出題です。

 

これから推測できることは

  • 個別問題ではなく総合問題にする
  • 問1~問3までを網羅させる

ようなことが挙げられます

 

つまり、

問題のクセや普段と違う点

解答用紙から一瞬で推測できるのです。

 

さらに、解答用紙上では稀に、問題文がそのまま書かれていることもあるのでしっかり注意してみていきましょう

 

最後に、

解答用紙からは、問題の構成を押さえて

  • どんな問題なのか
  • 優先すべき問題はどれか
  • それぞれの時間はどれくらいか

問題を推測することができます。

 

問題を構成を押さえる為には

以下のポイントが大切です。

  • 解答用紙の枚数
  • 解答欄の種類
  • それぞれの解答欄の広さ

 

これらのポイントを押さえると

  • 問題全体の量や
  • それぞれの問題の量、
  • 普段の問題と違う点があるかどうか

が試験直前に、

手に取るように分かるようになります。

 

「解答用紙を確認する時間」はたっぷり取って良い

税理士受験生
税理士受験生
先生。いくら「チャンスの時間」といってもそんなに受験番号や不備の確認をする時間をたくさん取っても良いのですか?

メル先生
メル先生
せやな。結論から言うと「解答用紙を確認する時間」はほんまにたっぷり取ってええで◎

 

解答用紙を確認する時間は

あくまで、やるべきこと2つ

  • 受験番号、受験地の記入
  • 解答用紙の不備(枚数、インク切れ)がないか確認

を行う時間です。

 

その為、

「そんなに時間をかけても大丈夫なのか?」

という疑問をお持ちの方も

いらっしゃるのではないかと思います。

 

結論としては…

時間は、たっぷり取って良い◎

 

解答用紙を確認する時間は

員が解答用紙を確認したこと

試験官が確認するまで時間を設けられます。

 

この時間では

試験時間の正味2時間の1秒も使わずに

税理士試験の問題を推測することができます。

 

そのチャンスの時間は

望めば望むほど、許される訳です

 

これ以上のチャンスはありません

税理士試験は合格すれば、All OK。

合格の為なら多少汚くても、泥臭く。

 

思う存分、時間をたっぷり使って

泥臭く、自分に有利な状態

試験を受けられるようにしましょう。

メル先生
メル先生
因みに、たっぷりチャンスの時間を使っても、試験官は試験開始時間までは余裕ができるように配慮してる

まとめと内容理解

天の川, 宇宙, 人, 星, 探している, 空, 泊, 色, 銀河, コスモス

今回の記事の内容を

内容理解と共にまとめていきましょう○

 

今回の記事の内容に沿って

質問を用意致しました。

 

是非、皆さんの理解に役立ててくれれば幸いです。

内容理解

  • 試験開始の直前では「解答用紙を確認する時間」が設けられているが、その際にやるべきこと2つはなんだっただろう?
  • 具体的な試験の流れをもう一度自分でイメージしてみよう
  • 筆者は「解答用紙を確認する時間」では、やるべきこと2つだけでは勿体ないと記述しているが、なぜだろう?また、その際「解答用紙を確認する時間」を「〇〇の時間」と称しているがそれはなんだろう?
  • 「〇〇の時間」でのポイントは何があっただろう?また、そのポイントを抑えるとどんなメリットがあるか考えてみよう
  • 「解答用紙を確認する時間」はあくまで やるべきことを行う時間である為、時間が取られないのではないか?という疑問に筆者はどのように考えているか思い出してみよう
  • それぞれの章の写真の意味を考えてみよう

いかがでしたでしょうか

にれん
にれん
この記事で「解答用紙を確認する時間」を無駄なく遂行できるようになった方が1人でも増えてくれたら嬉しいです✌︎

本日もありがとうございました!

 

ではまた別の記事で。

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