どうも、にれんです。
私は税理士試験の全ての科目を(簿、財、法、相、消)2年で官報させていただきました✌︎
と思いながら記事を書いてます
今回は『税理士試験に出題される問題の傾向と対策を、最近の傾向と合わせて解説。』というテーマでお話ししていきます
- 今年(R2)の税理士試験の受験生の方
- 税理士試験の問題のレベルについて知りたい方
- ついでに、最近の問題についても知りたい方
この記事は”6分”で読むことができます
本日もよろしくお願いいたします✌︎
目次-PageContents-
税理士試験の出題問題には”3つのレベル”がある
- レベル1:誰でも解ける問題
- レベル2:特殊な角度からの問題
- レベル3:難易度が極悪非道の問題
税理士試験は
出題される問題のレベルが
3つ存在しております。
それぞれのイメージを簡単に説明します
- レベル1:誰でも解けるレベル「ほとんどの人が正当するであろう問題」
- レベル2:特殊な角度からの問題「問題の理解が試されるような少し応用のきいた問題」
- レベル3:難易度が極悪非道の問題「手出しちゃダメ。料理でてくるの遅いくせに不味くて、おまけにめちゃくちゃ高い料理屋みたいな問題」
税理士試験では
「この問題たちとどう向き合うか」が
勝負の分かれ道となってきます。
”レベル別”の向き合い方
- レベル1:誰でも解ける問題
- レベル2:特殊な角度からの問題
- レベル3:難易度が極悪非道の問題
合格する為にどう向き合っていくべきかを
それぞれのレベル別に見ていきましょう✌︎
レベル1:誰でも解ける問題
合格する為には、
絶対に落としてはいけないレベルの問題です。
税理士試験の大前提である
「みんなができる所ができる」の
まさに”みんなができる所”です。
つまり、大前提として
このレベルの問題ができなければ
合格は見えてきません。
- 基礎の問題を反復すること
- ケアレスミス対策をすること
まずは、
基礎問題を反復して出来るようになるまで
体に染み込ませましょう。
そして、
何より重要なのが
このケアレスミス対策。
「税理士試験はケアレスミスで合否が分かれる」といっても
過言では無いくらい”重要視”するべきものです。
レベル2:特殊な角度からの問題
合格する為には、
このレベルの問題でアドバンテージをつける必要があります。
レベル1は大前提の話で、
合格する為には
周りにアドバンテージをつける事が
重要になってくる訳です
そのアドバンテージは
税理士試験の問題の中でレベル2に該当する
「特殊な角度からの問題」を正答すると獲得できます
そして逆に言えば、
「税理士試験に関してレベル1とレベル2の問題をクリアできるように勉強する」事で合格は十分狙えると言える訳です。
- 基礎を「理解」する
- 問題に対する思考力を培う
レベル2の問題は
基礎を反復するだけでなく、
「理解」する必要があります。
「理解」に関しては以下の記事で
これはレベル2の問題に関しては
「特殊な角度からの出題」である為、
応用的な解答の道筋が試されるからです。
応用的な解答は
基礎を「理解」していないと
出来ません。
それと同時にレベル2の問題は
思考力を試される問題でもあることが多いです。
この思考力とは
「この問題はどう考えるべきか」と思考する力のことです。
この思考力を培う為には
質疑応答事例集を活用したり
自分で問題を作成してみると良いでしょう
下の記事が思考力を培う為のものです。
レベル3:難易度が極悪非道の問題
合格する為には、
このレベルの問題の見極めができる必要があります。
レベル3の問題は
まず、解く必要がありません。
理由は、レベル3の問題は
解答までの時間がかかる上に正答率が低くなりやすく
仮に正答できていたとしても相対評価の税理士試験の特性上
結果が反映されにくいからです。
問題を見極める力の身に付ける為には
「感性」を磨く必要があります。
自分とみんなの力量を把握して、沢山の問題に触れる
上記のような「感性を磨く」には
日々、自分とみんなの力量を考える事と
沢山の問題に直接触れる必要が出てきます。
深く考える必要はありません。
このレベルについて知る事で、
無意識に脳は選別を始めます。
問題と対峙する度に、
この問題はどのレベルに属するのかが
瞬時に判断できるようになっていきます。
最近の税理士試験の出題のレベルの傾向
最近の税理士試験の出題傾向としては
「レベル3の出題頻度が低くなってきている」
印象を持ちます。
これは即ち、
「税理士受験生達の間の差別化が困難となったこと」を
意味します。
つまり、
「レベル1とレベル2の有用性が増した」
ということです。
合格に対して、
レベル1の税理士試験の大前提の重要性がさらに増し、
レベル2の基礎を理解して思考力を培うことで得られる
アドバンテージが時間が経つにつれ高まってきています。
受験生は「基礎を抑えて、理解し、思考力を培いながらケアレスミスをしない対策をしていく必要」がありそうです。
- 税理士試験で出題される問題は3つのレベル別で見る事ができるで
- 3つのレベル別にどう立ち向かうべきか対策を知る事が必要やで
- 最近の傾向としてはより一層の「攻めより守り」が重要となってくるで
いかがでしたでしょうか?
今回は『税理士試験に出題される問題の傾向と対策を、最近の傾向と合わせて解説。』というテーマでお話ししていきました
本日もありがとうございました!
ではまた別の記事で。
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