税理士試験攻略法

【税理士試験科目別紹介】消費税法

Sleqtです。

ここでは

私が勉強していた

5科目(簿記論・財務諸表論・法人税法・相続税法・消費税法)のうち

消費税法について

お話しさせてもらいます。

 

相続税法編でも

ご紹介しましたが、

消費税は税理士試験において

ミニ税法と呼ばれます。

 

「消費税なんて

 何を聞くことあるんですか

 10%と8%でしょ?

 他になんかあんの?」

 

その通りです。

何もありません。

 

消費税の知識なんて10%と8%

知ってりゃ万々歳です。

 

何も面白くないので

ちょっとだけ試験的に

違う角度から

ご紹介させてもらいます。

 

本題です。

 

 

消費税法

 

まず、

消費税の成り立ちって

面白いんですよ。

 

 タイトルをつけるならば

『政治家と国民のせめぎ合い

 ~政治家の巧妙な戦略~』

です。

 

   詳しくは

『中田敦彦のYouTube大学の

  消費税が(なんとかこんとか…)』

 見てください。

 

 

 

   見たくなったでしょ。

   (なってない人はなって)

 

 

ちゃんと宣伝するより

ふんわりしたもの投げたほうが

勝手にイメージを

膨らませてくれるんじゃないかな

と思いました。  

 

さて、

税理士試験では

消費税法は

”10%と8%”

使用しません。

 

 「えっ」

  って感じですよね。

 

はい。されません。

 

 

 

 

 

 

   はい。(笑)

しょーもないやつですね。(笑)

 

 

 

 

 って思ったあなた。

 本当にされません。

 

っというのも

国は

”国税”に興味があります。

 

消費税は

国税地方税

二つに分かれます。

 

 具体的には以下です。

 [改正前]

(8%)

   6.3%…国税 (国へ)

   1.7%…地方税(都道府県等へ)

 [改正後]   

(8%:軽減税率)

   6.24%…国税

   1.76%…地方税

(10%)

   7.8%…国税

   2.2%…地方税

 

 

税理士試験は国家試験です。

人間とは違います

国は”自分の収入”しか

興味はありません。

 

その為、国税部分のみを使って

計算をしていくわけですね。

 

  それと

   お気づきでしょうか?

 

軽減税率部分も

内訳は

少し変わっているんです。

 

「自分たちが払っているのに

 払込先を知らなかったわ」

 

私もそのうちの一人でした。

 

詐欺に遭うかもしれない

ご老人に注意を促すように

相手先を知ることは大事ですね。

 

因みに

0.06%が

国税から地方税に

税収が流れることになりました

 

「でも0.06%なんて…ねぇ⁈」

 

って思いますよね

でも

これ結構痛手なんです。

 

H29年

消費税の

国税部分(6.3%)

税収額は

 175,139億円です。

 

これを元にすると

国税から地方税に

行く税収金額は…

 

175,139億円÷6.3%×0.06%

           =約1668億円

 

国としては

来年の年棒は

「−1668億円です」

と言われているようなものです。

 

痛いですよね。

その前にそんなに

税収あるんやって

なりました。

(編集中の声:

計算間違ってる気がする

 私、計算系キライです。)

 

他に論点として

 

”事業者と国の

納税義務をめぐるバトル”

 

があります。

※事業者…法人とか個人で事業している人

    納税義務…消費者から預かったお金を

      払う必要があるかどうか

 

  実は

私達が払っている消費税を

合法的に自分の懐に

入れている人がいるんです!

 

ちょっと面白いでしょ、消費税。

 

実務では

事業者の立場なので

どうすれば

納税義務を回避するか

いろんな制度を駆使して

闘うみたいです。

 

「全員納税義務あり

 にしたらいいのよ」

っていつも思います。

 

 

  はい。

消費税法編完結でーす!

  そして

『税理士試験科目別紹介』

これにて終幕です。

 

ここまで見てくれて

ありがとうございました!

分かりにくくてごめんね。

 

見てないものがある方

興味があれば是非^^

 

 

*雑談

 

雑談コーナーありがとうございました。

 

実はこの「税理士試験科目別紹介」は

前の私のサイトから引っ張ってきたものです。

 

初めてブログを書いた時に

鬼のように時間を費やして作成したものなので

なんか愛着があります。

※所々、修正済み。

 

昔から”腹を痛めた子は可愛い”といいますが。

”子育てが大変だった子は可愛い”という方が

 

なんだかしっくりきます。

 

”膨大な時間を使った”というよりも

何度も修正をしていくにつれ

この文章に何度も触れる機会があり、

何故か可愛く思えてきた。

 

のではないのでしょうか。

 

 

子供を産んだことのない私には

到底理解の出来ない話なので、

 

説得力のカケラもございません。

 

 

ではまた別の記事で。