どうも、にれんです。
記事を執筆している私は税理士試験の5科目(簿、財、法、相、消)の全てを2年で官報合格した実績があります✌︎
と思いながら記事を書いてます
- ケアレスミスを無くしたい人、税理士試験の大前提を押さえたい人
- 転記ミス・見間違い・打ち間違いを減らすポイントが知りたい人
- 解答欄を間違えない方法もあれば知りたい方
この記事は”7分”で読むことができます
本日もよろしくお願いいたします✌︎
目次-PageContents-
ケアレスミスには2つの種類がある!?
ケアレスミスには、2つの種類があります。
その種類が違えば、
その対策やポイント、注意点が変わります。
そして、これらを押さえれば
「自分がやりがちなケアレスミス」も
手に取るように、分かるようになります。
その為、今回の記事では
- ケアレスミスの種類
- それぞれの対処法やポイント、注意点
を見ていこうと思います。
それではいきましょう。
- 問題文がよく読めていない
- 転記ミス・見間違い・打ち間違い(解答欄間違い)
それぞれ見ていきましょう。
ケアレスミスの殆どは、
「問題文がよく読めていない」
が占めています。
ケアレスミスの殆どの原因は
「問題文がよく読めていない」
「問題文がよく読めていない」について
過去記事でお話ししている対策をまとめると
以下の通りになります。
【マインドの観点からの対策】
- ケアレスミスの原因を知る
- 試験の前に、普段自分がついやってしまうケアレスミスを考えること
【原因の観点からの対策】
- 落ち着きがない:問題文だけに集中する・5分程の深呼吸を活用する
- 思い込み:問題文を2度、3度読む・自分を疑う
これらの対策は、以下の記事で解説しております○
ケアレスミスの殆ど以外は
「転記ミス・見間違い・打ち間違い」
に集約されます。
これらの特徴は
意識の1つで、激減するところ。
ケアレスミスの少数は
「意識の1つで、ミスは激減する」
これらのケアレスミスは
不注意により、起こります。
文字通り、ケアをレスした結果のミスです。
逆にいうと、
ケアをすれば、ミスしなかった
ケアレスミスの代表格です。
試験時間は
正味2時間と少なく、
1秒も無駄にはできません。
しかし、下記の2つの選択肢では、
税理士試験の1点の重みは
「後者」に傾きます。
税理士試験の1点の重み
「59点は0点、60点は100点」
その為、次の章では
これらを激減させる対策を
解説していきます。
意識の1つで、ミスは激減する。
前章で紹介した
「転記ミス、見間違い、打ち間違い」である
ケアレスミスの代表格を激減させるためには
それぞれの対策のポイントを確認しましょう。
転記ミス
「転記ミス」は
既存の資料からの転記で
起こるケアレスミスです。
税理士試験は、資料が多く
転記をする回数も非常に多いので
確実に対策していきましょう。
- 数字を1つずつ言う
- 目の移動を少なく工夫する
転記ミスは、
転記のステップを見ると
その原因を潰すことができます。
- 数字を見て覚える
- 別の場所に目を動かす
- 覚えた数字を書く
転記ミスは
転記のステップで、
誤作動(勘違い)が起きています。
そして、その誤作動は
「②別の場所に目を動かす」で
起きることが多いです。
大抵の転記ミスは
②の段階で①で覚えた数字を
忘れてしまっている。
その為、
転記ミスは、
2つの方法で対策が可能です。
- 数字を1つずつ言う
- 目の移動を少なくする
「数字を1つずつ言う」は、
見た数字を、口ずさみながら、
別の場所に目を動かします。
そして、口ずさみながら、数字を書きます。
口ずさむ数字は、1つずつ。
どんな単位でも対応可能だから
以下の例をご覧ください。
【例えば】
1,560,000 イチ ゴ ロク 896,054 ハチ キュウ ロク ゼロ ゴ ヨン
大きい数字、ややこしい数字でも
数字を1つずつ言うことにより
ステップ②で忘れる、
勘違いする心配はありません。
【例外】
1,000,000 ヒャクマン 1.650 セン ロッピャク ゴジュウ
「転記ミス」は、
「目の動きを少なくする」ことで、
防ぐことが可能です。
脳への影響の内、
目が及ぼす影響はおよそ80%と
言われている。
転記ミスをするのは、脳が誤作動(勘違い)を起こしているからです。そこで、そもそも転記元から転記先まで、問題用紙から計算用紙、解答用紙までの距離を短くして目の動きを少なくすることで、転記を行うのに無駄な情報をシャットダウンします。すると、脳は転記を行うために無駄な情報が一切ないわけですから、目の情報からの勘違いを少なくすることが可能となります。
転記を行う際に、意識してみると○です。
見間違い
「見間違い」は
自分で書いた資料からの転記、集計で
起こるケアレスミスです。
税理士試験は
- 資料を集計してメモする
- 集計した内容の計算をメモする
- 上記を集計して転記する
を繰り返して答案を完成させます。
その為、
読み間違いを起こさないように
努める必要があります◎
- 数字を1つずつ言う
- メモ・訂正のルールを決める
見間違いも、
前述の転記ミスと
さほど変わらない側面があります。
数字を1つずつ言うことにより、
転記のステップで、誤作動を防ぐことで
見間違いが起きづらくなります。
「見間違い」は
自分で書いた資料からの転記、集計で
起こるケアレスミスです。
その為、
自分が書くメモや訂正のルールを
あらかじめ決めておくと良いでしょう。
【例えば】
- メモは右詰め
- 訂正は二重線or塗りつぶす
- 間違えても部分訂正はしない
自分のメモや訂正のルールを決めておくと
脳から余計な情報を排除して
誤作動(勘違い)を防ぐ効果が得られます。
自分の過去の経験から
- メモの取り方
- 訂正の行い方
本試験までに確認しておくと良いでしょう◎
打ち間違い
「打ち間違い」は
電卓で集計を行う時に
起こるケアレスミスです。
比較的、以下のように
- 試験中に気付く可能性は低い
- 試験が終了しても答案が手元にない場合、気付く可能性は低い
と、自分がケアレスミスを侵していることすら気付く可能性は低いモノです。
その為、どうしようもないモノでもあります。しかし、それが対策を取らない理由にはなりません。対策をして、税理士試験の大前提をしっかり押さえることが大切です◎
「電卓」は、税理士試験において
”無くても受験はできるが、無いと合格はできない”
という立ち位置です。
電卓は、
税理士試験の合格と密接に関わっています。
その為、
電卓の打ち間違いは死活問題です。
対策をとっておきましょう。
- 違和感に注意する
- 電卓は2度叩く
電卓の打ち間違いは
きっと、普段電卓を叩いている皆さんが
分かっているはずです。
電卓を打っている時の
「あ、ミスったかも」という
微かな違和感に注意しましょう。
電卓を打ち間違える時に
違和感に気付けない場合が
時として、あります。
「電卓の2度叩き」には、恐れない。
「ケアレスミス」に、恐れる。
「電卓の2度叩き」には恐れず、今まで節約してきた時間をケアレスミスを防ぐ時間に充てることを意識しましょう。
「解答欄間違い」は、1秒で無くせる。
税理士試験の記述式の問題において
解答欄を間違えてしまうミスは
相当な痛手となります。
もしここで「解答欄を間違えるなんてそんな間違いを起こさないよ〜」と言っている方がいるなら、言わせていただきます。税理士試験は「そんな間違いを起こしてしまう場所」です。
その為、
- ミスをした後の対策より
- ミスをしないための対策が
ここでも重要となってきます。
書く前に、1秒の確認を。
税理士試験では、
その緊張感からか、焦りを生み
解答を急ぎ過ぎてしまうことが多々あります。
迅速は大切。
しかし、焦りは禁物。
書く前に、
解答欄の確認を行うと
試験時間の1秒を使用します。
しかし、この1秒は、
確認せずに解答欄を間違えてしまった場合の
15分を無駄にしない為に必要な1秒です。
たった1秒で、15分を守る。
「解答欄間違い」は
税理士試験において相当な痛手です。
その痛手を
たった1秒で対策できるなら、
やらない理由はありません。
まとめと内容理解
今回の記事の内容を
内容理解と共にまとめていきましょう○
今回の記事の内容に沿って
質問を用意致しました。
- ケアレスミスの種類は2つあると筆者は記述しているがそれは”何と何”だっただろう?又、それらのケアレスミスの違いは何か考えてみよう
- ケアレスミスの種類の中で「解答欄間違い」は、カッコ書きだったが、その理由は何か考えてみよう
- ケアレスミスのうち、少数派の「転記間違い・見間違い・打ち間違い」を対策するための意識はそれぞれ何だっただろう?それぞれの注意点やポイントはなんだっただろう?
- 解答欄間違いの怖さを考えてみよう。さらに、それはどうすれば対策できるのだっただろう?
是非、皆さんの理解に役立ててくれれば幸いです。
いかがでしたでしょうか
本日もありがとうございました!
ではまた別の記事で。