税理士試験攻略法

私の理論暗記を支えた “3つのテクニック”

ども、Sleqtです。

 

 

はじめに…

 

私は税理士試験の

全ての科目を(簿、財、法、相、消)

1発で合格させていただきました✌︎

 

 

にれん
にれん
「こんなブログが受験生時代にあったらよかった‼︎」

 

と思いながら記事を書いてます。

 


 

正直、私にれん。

理論がめちゃくちゃ得意でした。

因みに、両方(H30.R1)理論科目2つ(財法・相消)

 

 

「どうしたらそんなに理論ができるの?」

と言われ続けた受験生時代。

 

 

この”理論暗記法のシリーズ”では

1人でも多くの受験生が

人知れず「私理論得意かも」と

感じてくれたら嬉しいなと思いながら

発信しています。

 

 

 

 

 

今回はその謎を

『私の理論暗記を支えた”3つのテクニック”』

から解き明かしていきたいと思います。

 

 

 

テクニックの説明と

それぞれのエピソードを交えて

お話しさせていただきます。

 

 

これら3つ

私の理論暗記の方法の

ベースになっているテクニックなので

しっかり抑えていただけると嬉しいです✌︎

 

 

 

早速行きましょう。

 

 


目次-PageContents-

『理論暗記は”泥だんご”作り』


 

最初に

私の理論暗記のイメージを

共有しておきたいと思います。

 

 

章の題名にもありますが

 

「理論暗記は”泥だんご”作り」

 

だと思ってください。

 

 

 

綺麗な泥だんごが

完成したら崩れにくいように

 

一度完璧になった理論は

忘れにくいのです✌︎

 

 

今から紹介する

3つのテクニックを使って

”理論の綺麗な泥だんご”

作っていきましょう✌︎

 


『私の理論暗記を支えた”3つのテクニック”』


「記憶のスリーアワーズ」


 

”記憶のスリーアワーズ”とは…

 

大野式記憶術】裏ワザ的記憶法!|sho5|note

 

 

「就寝前の2時間と起床後の1時間」

 

 

 

これは

理論の泥だんご作りの中の

「乾かす作業」

 

※泥だんごはある程度形ができたら泥だんご自体を乾かすんですね。この「乾かす作業」を怠ると後でひび割れなどの弊害が生じる可能性があるのです。そのため「乾かす作業」は泥だんご作りで”必須の作業”であるのです。

 

 

脳は

睡眠中に勉強した内容や情報を

整理して記憶として定着させます。

 

 

そのため

理論などの記憶したいものを

インプットした後に

そのまま何もしないで寝ると

記憶として残りやすいのです。

 

 

-POINT-

「何もしないで寝る」

 

 

 

何もしないで寝ることにより

”記憶の衝突”が起こらず、

脳はそのまま記憶として

整理することができます。

※記憶の衝突…情報等が脳の中で衝突し、混乱を起こすことで記憶を妨害すること。

 

 

 

起床後の1時間では

脳が睡眠中に整理をしてくれたおかげで

寝る前に覚えた理論、

 

つまり7時間前に覚えた理論なのに

スラスラと言える現象が起きます。

 

 

-POINT-

起床後はできるだけ理論集を開かずに

昨日覚えた理論を思い出す「想起」を活用しよう

想起は脳科学的に記憶することに役立つ

※想起…思い出すこと

 

 

さらに、

起床後

脳が究極にリラックスした状態であるため

「ひらめき」が生まれやすい

という最強の時間でもあります。

 

 

私自身、

寝る前に「なんだかなあ」と

不完全な理解だったものも

起床後に読み返した時に

「何で悩んどったんやろ」と

スッと理解できてしまったという経験があります。

 

 

-POINT-

理論の泥だんご作りにおいて

”理論のスリーアワーズ”は

「乾かす作業」

 

乾かすことによって理論を脳に定着させる。また乾かすことで理論の記憶のひび割れを防ぎ、かつ睡眠により綺麗に整理された情報を通じて「ひらめき」を生む

 

 


”記憶のスリーアワーズ”の誕生秘話

 

 

 

「明日テストやし軽く理論見ておこ」

 

 

…💤

 

ピピピピッ ポチッ

 

 

 

「おはよ世界、もっかい見ておくか」

 

…ふむふむ

 

ん?

なんかすっごい昨日より理解できる。

しかもめっちゃ頭がクリアなんですけど

何この感覚スキ。理論楽しい。理論スキかも。

 

 


 

そして、二日目も…

 

…💤

 

ピピピッ ポチッ

 

 

 

 

「さ、昨日やった理論覚えてるかなあ」

 

…うん。

 

 

確信した。

見つけてしまった。

 

「睡眠時間は俺の勉強時間」

 

 

の後、

覚える理論の数が増えても減っても

就寝前の2時間と起床後の1時間は

理論に捧げると決めました。

(これは理論科目2科目の基準としてみてください)

 


「デュアルタスク・トレーニング」


 

”デュアルタスク・トレーニング”とは…

 

「運動しながら勉強すること」

 

 

これは、

理論の泥だんご作りの中の

「効率よく砂を集める作業」

 

※当たり前ですが、泥だんごを作るのには”砂”が要ります。理論は一つ覚えれば良って訳ではありません。何個も作るのには”大量の砂”が要ります。時間をかけずに効率よく砂を集めていきたいものです。

 

 

脳科学的に

唯一やってもいい”ながら勉強”と称されている

このデュアルタスクートレーニング

 

 

運動をすると脳が活性化するので

記憶力、集中力、創造力がUPします。

 

 

また、

その効果は運動中にも現れ

運動後からは徐々に衰退していきます。

 

 

そのため運動をしながらの理論暗記は

ものすごく効率が良いのですね✌︎

 

 

そしてその運動

なんと「歩きながら」でも良いということ✌︎

朗報ですね。

 


こんな実験がありました

 

けんちく」おしゃれまとめの人気アイデア|Pinterest|heisyooooo ...

 

『歩きながら英単語を記憶するグループと

運動をしないで英単語を記憶したグループで

両者どれくらい記憶ができたか』

 

結果は…

 

20%も記憶力に差が出たようです。

もちろん

歩きながら暗記したグループの勝利です。

 


なぜ染み付いていたのか

 

 

昔から私は、

せわしない性格で

じっとしていることが

退屈で…

 

 

「座って理論読むとか絶対無理。考えただけで寒気する。もう無理帰りたい‼︎帰ってサワークリームオニオンのポテトチップスとアルフォート交互に口に運びたい‼︎考えただけでトビそう‼︎」

 

 

そのため私は

理論暗記をするとき

歩く、歩く、歩く。

 

 

ひたすら歩いてました。

 

 

論をしているときは

教室中や家中

ずーっと歩き回ってます。

※理論で疲れるより歩き疲れて死亡することが多々あった(笑)

 

 

ただ、本当に

「歩いてるほうが頭に入りやすいんだよなあ」

という感覚が確かにあるんですね。

 

 

この感覚を知りたければ

一度座りながら理論してみて

「なんか疲れてきたなあ」と感じたら

 

歩きながら理論をしてみてください。

すると、あら不思議

「このやる気はどこから?」と

自分に問いたくなります。

 

 

-POINT-

理論の泥だんご作りにおいて、

デュアルタスク・トレーニングは

「効率的に砂を集める作業」

 

物凄い量の理論を頭に叩き込むには頭に砂を沢山集めなければいけません。其の作業に何時間も取られていてはもったいないので効率的にデュアルタスクでデュアルをタスクしていきましょう!

 

 

 

是非ご賞味ください。

 

 


「ラバーダック・ティーチングテクニック」


 

これは

”ラバーダック勉強法”と

”ティーチニングテクニック”を

掛け合わせた

”私独自のテクニック”です。

 

これは理論の泥だんご作りの

「砂に水を与えて握る作業」

 

※泥だんごは集めてきた砂に水をかけて固まりやすい状態。つまり泥にして握らなければ泥だんごは作れませんね。泥だんごを泥だんごたらしめる作業です。

 

 

1つずつ説明していきますね。

 

 


 

 

ラバーダック勉強法とは…

ラバーダッキング法】あなたの悩みを自己解決!「ラバーダック」に相談 ...

 

 

昔、ややこしいコードと

向き合っているプログラマーが

エラーの詳細をおもちゃのアヒル

(ラバーダック)に話していたら

頭の中で情報が整理されて

解決できたというお話から

プログラマーの間で使われていたもの。

 

これは

「勉強した内容をラバーダックに話す」

という勉強法

※ラバーダックでなくても効果はあることが知られている

 

 


 

ティーチニングテクニックとは…

教える勉強法は効果が高いってホント?一人でも実践できる ...

「誰かに説明するつもりで勉強する」

 というテクニック

 

 

 

誰かに説明するつもりで勉強をすると

心理的プレッシャーがかかり

緊張状態に陥り

脳内物質ノルアドレナリンが出て

集中力、記憶力、思考力、判断力高まる

ことがわかっています。

 

 

 

その人間の脳の仕組みを

活用したテクニックですね。

 

 

両者はどちらも

脳科学的には理解に役立つ

「再言語化」のテクニックの1つ

※再言語化…自分の言葉に置き換えること。

 


私独自のテクニック

 

この2つを掛け合わせて出来た

私独自のテクニックが

『ラバーダック・ティーチトレーニング』

 

 

私が理論をするときは決まって

歩きながら身振り手振りで

目の前にいる架空の”第二の自分”に

説明をしながら理論を覚えていました。

 

 

「ここがこうなってるのは、ここで定められた規定があるからで。これは例外のパターンやねん。原則が実はあって…まあこれはあんまり使わんやつなんやけど。何で使わんかって言ったら、ほら。そもそもそんなパターンって少ないやん?逆に例外が普通になってきつつある感じ?例えるなら、レジにお弁当2個持って行って、こっちチンして こっち捨てといてください。って言っとるみたいな。今わかりにくく説明したけど…」

 

 

という感じで、

目の前に架空の自分をイメージして

それをラバーダックにして

身振り手振りやってました(笑)

 

 

 

もう一つヒントとして

理論を”小説”

まり

”物語風”に読むと

ラバーダックに伝わりやすい気がします✌︎

 

 

-POINT-

理論の泥だんご作りにおいて、

ラバーダック・ティーチングテクニックは

「水を与えて握る作業」

 

理論の文章に”理解という水”を与えて記憶として脳で固めておくための大事な大事な作業です。理論暗記を理論暗記たらしめるものがこの3つ目のテクニック✌︎

 

 


最後に…


 

 

実はもう1つ”泥だんご作り”に

落選落ちしてしまったテクニック

あるので最後に紹介しておきます

 

 

「場所を変える」

 

 

これは…

移動するだけで脳の海馬という記憶力を司る部位にある「場所ニューロン」が活性化。それにより記憶力が40%も上昇するという研究結果も出ているんです。これは「場所の情報」と「言葉の情報」がリンクしているので記憶に結びつきやすいのだそう

 

私自身、学校を「ちょっと今日(めんどくさいので)免許更新行ってきます!」といって抜け出してカフェで覚えた消費税の”簡易課税”の理論は強烈に記憶に焼き付き、記憶から抜け落ちることはありませんでした(笑)簡易課税の理論を思い出す時にあのカフェで飲んだコーヒーを思い出すんですよね。泥だんご作りに例えるなら…と考えていたら落選せざるをえなくなりました(笑)強いて言えば「場所の情報」という新たな水を与える作業ですかね✌︎

 

 

是非、

この3つとプラスワンのテクニックを活用して

”理論の綺麗な泥だんご”を作って見ませんか?

 


 

以上になります!

いかがでしたでしょうか?

 

 

私の理論暗記を支えた

3つのテクニックです。

 

 

誰か1人でも

「私も理論、得意かも」

人知れず現れることを願ってます。

 

 

 

他の「理論暗記シリーズ」は以下(クリックで是非)

 

『理論暗記を”勉強時間・ペース・最重要なこと”の3つの観点から見る』

『直前期からは”理論回転表”を作って精度を高めよう』

『”新規理論”を暗記する為の4つのステップ』

『”復習理論”が絶対に忘れられなくなる回し方』

 

 

 

本日も

ありがとうございました‼︎

 

 

ではまた別の記事で。

 

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