税理士試験攻略法

【じゃあ”参考書”の「位置付け」は何?】

どうも、にれんです。

私は税理士試験の全ての科目を(簿、財、法、相、消)2年で官報させていただきました✌︎

にれん
にれん
「こんなブログが受験生時代にあったら良かった‼︎」

と思いながら記事を書いてます


 

~おかしかった時の話をしようか~

今回は『じゃあ”参考書”の「位置付け」は何?』というテーマでお話ししていきます。

オススメ読者

  • 税理士試験で奮闘している受験生の過ちからの学びを知りたい方
  • 勉強法だけではなくてもっと軽い気持ちでブログを楽しみたい方

この記事は”5分”で読めます

よろしくお願いいたします✌︎

目次-PageContents-

教室の端っこに沢山の”参考書”

 

私の学校には教室の隅っこの方に

沢山の参考書が

幸いな事に(?)置いてありました。

実際のもの

 

メル先生
メル先生
「基本通達や措置法に質疑応答事例集、一問一答事例集。図解でわかる…」

1年目の私は

1年目にれん
1年目にれん
なんか置いてあんなあ。こんなん開かずに受かりたいなあ

というくらいで横目に流していました。

 

それから時間が経ち…

2年目の4月くらいでしょうか。

メル先生
メル先生
相続・消費の年やな

答練でも模試でも

ある程度(良い所)まで来ていた私に

“また”こんな心の声が…

にれん
にれん
もっとみんなより点数を獲りたい

メル先生
メル先生
ああ…(やってしもてる)

 

その心の声が私を、

ふと教室の隅にある

たくさんの参考書の方へと

連れていきました。

 

 

にれん
にれん
あれ…か⁇

 

私はこの心の声がきっかけで

たくさんの参考書を読み漁る事に…

 

さらに

参考書の「位置付け」を間違えて

知らず知らずのうちに

終わりのない道を歩いていくことになります

 

メル先生
メル先生
今回はみんなが参考書の「位置付け」を間違えないようにストーリーを進めてく

 

本屋で聞こえた”心の声”

 

私が参考書を読む時は常に

なにか”新たな発見”はないか

というマインドで端から端まで

読み漁るスタイルでした。

 

つまり

私の参考書の「位置付け」

新しい情報や知識を増やすもの

メル先生
メル先生
攻めとでも言うべきか。

学校にあるだけでも

物凄い量の参考書

読み進めていく毎日。

にれん
にれん
かなりの時間をこの参考書達と過ごしました(笑)

あくる日もあくる日も

参考書とにらめっこして

「みんなに差をつけよう」と

必死になっていました。

 

そして、ある日私は

新しい情報や知識を追い求め

「本屋」に足を運びました

 

ズラッと

たくさんの参考書が並ぶ「本屋」

私にとって「情報や知識の宝庫」

メル先生
メル先生
すげぇ量やで

 

棚にある参考書を眺めていると

ふと”こんな心の声が頭をよぎった”んです

にれん
にれん
(あれ、この情報や知識はいつ使うんだっけ)

今考えると、

新たな情報や知識の発見はあれど

答練にも出ないし模試にも出ない。

メル先生
メル先生
厳密にいうと助かった時もあんねやけど、滅多にない

 

つまり、一言でいうと

『割りに合わない』

 

「新しい情報や知識を増やす為にかけた時間」

に「点数の伸び」が全然、割りに合わない。

 

にれん
にれん
目的である『もっとみんなより点数を獲りたい』を達成できているようで、できてない!!!

メル先生
メル先生
「こんなものでも知ってるんだぜエッヘン」は合格には必要なしやで

参考書で情報や知識を求める時間」と「点数」は割りに合わない

 

じゃあ”参考書”の「位置付け」は何?

 

参考書で新しい情報や知識を探し求める旅に

“無意味さ”を見出してしまった私

参考書の「位置付け」というものを考えます

 

にれん
にれん
じゃあ”参考書”の「位置付け」は何?

 

考えに考えた末、

答えが出ました。

 

参考書「問題集、答練等の理解できなかった問題を理解できるようになる情報はないか?」というマインドを持って問題の箇所を部分的に調べるスタイルがいい。

 

つまり

参考書の「位置付け」

『既にある”情報”を”知識”にする為のもの』

 

にれん
にれん
コレを説明するには、私が考える「情報と知識の意義」を説明する必要がありそうです

私が考える”情報”と”知識”の意義

情報…無数にある結果や過程のこと

知識…無数にある結果や過程(情報)を理解すること

メル先生
メル先生
知識は情報の”ワン”ランク上にあるんやで。

例えば…

【役員給与の損金不算入】

『問題』

事前確定届出給与で届出書に明記された支給金額と実際の支給金額が違う役員給与は法人税法上どうなるでしょうか?


『答え』

この支給金額(計上金額)は『役員給与損金不算入となり、否認されます』

メル先生
メル先生
法人税を知らない方のために簡単に言うと「経費にできひん」というものやで

 

『支給時期が違う役員給与は損金不算入になるんだあ…』

 

ここまでは「情報」です。

 

ここで、

一つ掘り下げることが重要です。

『なぜ、支給時期がズレた役員給与は損金不算入なのか?』

 

この『答え』は(面倒な事は割愛)

『利益操作排除の為、損金不算入となります

 

この情報に対する『なぜ?』という問い

に答えられて初めてその勉強した内容が

「情報」から知識となります

詳しくは以下の記事で

【本試験では”知識”がいる】「情報」を「知識」に変える"公式"どうも、にれんです。 私は税理士試験の全ての科目を(簿、財、法、相、消)2年で官報させていただきました✌︎ と思い...

 

メル先生
メル先生
話戻すで

つまり、参考書は「新たな情報や知識を増やす為のもの」でなく「問題集や答練で発見した情報を知識として補完する為のもの」であるということです。

メル先生
メル先生
攻めやなくて、守りてことやな

参考書の「位置付け」『すでにある情報を知識にする為のもの』

最後に…

 

「みんなとの差をつけよう」

鼻息を荒くすると勉強や肩に力が入ります。

 

その結果、私のように

基本通達や措置法、質疑応答事例集の隅々ま

読み漁るような所業まで至ります。

 

何度も言っているように

「税理士試験の大前提」

見失ってはいけません。

 

税理士試験の大前提

『みんなができる所ができる』

 

試験においての”参考書”

問題集や答練で発見した”情報”を

自分のものである”知識”にする為の

教科書であり、いわば補助です。

 

にれん
にれん
その参考書は「試験に合格するためにあるわけではない事」念頭に置いておきましょう✌︎

あくまでも税理士試験では

合格すること”だけ”が重要です。

メル先生
メル先生
まとめていくで

 

”まとめ”やで

  • 参考書は試験においての位置付けは「新たな情報や知識を増やす為のもの」ではなく、「既にある情報を知識として理解する為のもの」やで
  • ”知識”は”情報”のワンランク上やで
  • 参考書は教科書であり、あくまでも補助やで
  • 「税理士試験の大前提」を見失わないようにせなあかん

 


いかがでしたでしょうか?

 

今回は『じゃあ”参考書”の「位置付け」は何?』というテーマでお話ししていきました

 

にれん
にれん
1人でも多く参考書の”位置付け”を間違えてしまわない人が増えてくれればいいなと思っています

 

ではまた別の記事で。

 

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