どうも、にれんです。
私は税理士試験の全ての科目を(簿、財、法、相、消)2年で官報させていただきました✌︎
と思いながら記事を書いてます
今回は【理論は〇〇を真似るといい!?】理論の書く順番の”最適解”を知ろう。というテーマでお話ししていきます
- 理論で書く順番にいつも困ってしまう方
- 理論を書く時の”最適解”を知りたい方
この記事は”6分”で読むことができます
本日もよろしくお願いいたします✌︎
目次-PageContents-
理論の書く順番の”最適解”を、知ろう。
税理士試験は正味2時間の試験です。
その為、効率的・効果的に
時間を有効活用していく必要があります。
計算で効果的な解く順番があるように
理論にも効率的に書く順番である最適解があります。
そこで今回は
その理論の書く順番の”最適解”である
「2つの型を使い分ける」ことについて
ご紹介していきたいと思います○
- 安定型「結論→規定当てはめる→結論→規定」
- スピード型「結論→規定に当てはめる→結論→柱上げ」
この2つの型の解答方法の
特徴から”使い分け方”を見ていきましょう
「安定型」の解答方法は
減点方式である税理士試験において
文句の付けようがない点数のとり方です
”通常の場合”では
「安全型」を使用すると
良いでしょう。
「スピード型」は
点数を確実にとりにいくというよりは
最低限の点数を早く稼ぐという
”Quick&Dirty”な型です
基本的に時間に余裕がない時や
解答用紙のスペースの都合などを考慮して
臨機応変に使用すると良いでしょう。
それぞれの役割を、知ろう。
まず「結論」から
理論はまず「結論」を述べましょう。
最初に「結論」を述べることで
これから何について補足していくのかが明確になります
すると、読み手である試験委員の負担が軽くなります。
さらに、最初に「結論」を述べることにより
最初に結論であるゴールを設定するので、
寄り道をせずに
結論に対しての理由付けを効率的に行う事ができます
最初に結論を述べることは
書き手である私たちにも利点が働きます✌︎
結論に対する理由「規定に当てはめる」
結論の”理由”である
「規定に当てはめる」行為は
結論のすぐ後に、行うことが望ましいです。
結論に至る理由を
自分の頭の中にある規定と繋ぎ合わせて
解答用紙に書いていきます。
さらに規定に当てはめる時の
「ボリューム」は、残り時間と要相談ですが
”要点”を意識的に掻い摘んで
理論の規定の流れをイメージして記述すると○です。
趣旨重視で理論を覚えると”要点”を掴み、理論の流れがイメージできます
”要点”は「4w1h」を意識すると良いでしょう。
- Who(だれが)
- When(いつ・いつまで)
- What(なにを)
- Why(なぜ・どうして)
- How(どのように・どうやって)
殆どの理論は
上記の”要点”を掴むだけで
自然と意味の通った綺麗な文章となります
ここで、
要点を掴むときのポイントです
仮想でも良いから、実務をイメージ
理論の規定の流れである「趣旨」を理解する時に仮想でもいいので、実際の実務は「こんな感じの場合にこんな手続きを経てこんな風に制度を活用するのかなあ」とイメージを膨らませると良いでしょう。
もう一度「結論」で締める
上記の理由付けを踏まえて
もう一度結論を述べる事で
全体の文章が締まります
「規定に当てはめる」理由付けの流れで
「結論」を述べてしまっても構いません○
試験委員に対して
「何が結論なのか」を
はっきりさせておきましょう
「規定」や「柱上げ」でアピール
最後に「規定」を述べます。
結論とその理由の基となった規定を
最後に述べる事で、
試験委員に「規定を理解している」ことをアピールします
イメージでは結論と理由を書いた後
「この結論に至る為に使用した理論の規定はこちらです」と
試験委員を、ご案内して差し上げましょう。
尚、スピード型では「柱上げ」を行うだけで「ホントは関係する理論を書きたかったんだけど時間がなかったんです。ごめんね」と試験委員に伝える事ができますので合わせてご活用ください。
✔︎柱上げとは…解答に関係する理論の見出し等を列挙すること
困ったら”質疑応答事例集の回答パターン”を真似る
質疑応答事例集に関しては以下の記事で詳しく
国税庁のHPで閲覧できる質疑応答事例集では
実際にあった事例に国税庁が回答をしたものを
私たちにも分かるように掲載されているものです。
つまり「国税庁のQ&A」です。
その国税庁の質疑応答事例集では
基本的に国税庁が文章を使って回答しているのですが
この回答の順序をそのまま真似るだけで
理論の順序に関して文句の付けようのないものになります。
「国税庁のQ&A」へはこちら
理論の順序でお困りの場合は
「質疑応答事例集の回答パターンを真似ればいい」
のでお見知り置きを…✌︎
まとめ
- 理論の書く順番の最適解は「”安全型”と”スピード型”の2つの型を使い分ける」やで
- 安全型は「結論→規定に当てはめる→結論→規定」やで
- スピード型は「結論→規定に当てはめる→結論→柱上げ」やで
- それぞれの使い分け方は「時間や解答用紙、暗記状況によって臨機応変に対応する」とエエで
- 理論の解答の順序で困ったら「国税庁の質疑応答事例集の回答パターン」を真似たらエエわ
いかがでしたでしょうか?
今回は【理論は〇〇を真似ればいい!?】理論の書く順番の”最適解”を知ろう。というテーマでお話ししていきました
Twitterでは有益”そう”な情報を発信してますのでフォローしてない方はお早めに✌︎
理論の効果的な書く順序は「結論→規定→規定に当てはめる→結論」時間がない時は「結論→規定に当てはめる→結論」を遂行していました。あとこれはナイショなんですが…理論の書く順序は質疑応答事例集の国税庁の回答の順序をパクるといい感じに落ち着きます。意識してみて…ナイショだよ…😇😇
— にれん【税理士試験合格者×ブロガー×筋トレ×22歳】 (@Sleqt_study_tax) June 30, 2020
ではまた別の記事で。
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