どうも、にれんです。
記事を執筆している私は税理士試験の5科目(簿、財、法、相、消)を2年で官報合格することができました✌︎
と思いながら記事を書いてます
今回は【少ない時間で弱点を克服】計算の「ボトルネック探し」というテーマでお話ししていきます
- 計算のスピードUPを図りたい人
- 計算で思うより点数が伸び悩んでいる人
- 自分の弱点を探して短時間で克服したい人
この記事は”5分”で読むことができます
本日もよろしくお願いいたします✌︎
目次-PageContents-
弱点を探して克服する「ボトルネック探し」
税理士受験生は
「計算でよりスピードアップを図りたい」
「計算でもう少し点を取りたい」
と考えることが多々あると感じます。
これを改善する為に
- 勉強時間だけを割り振る
- 闇雲に問題を解きまくる
行為していませんでしょうか。
今回はそんな方に
オススメの勉強の”質”を底上げする
「ボトルネック探し」という勉強法を
ご紹介します。
ボトルネック探しは
問題の細部を可視化し検証する事で弱点を炙り出す
勉強法です。
はじめに
この勉強法を遂行する科目として
オススメの科目があります
- 簿記論
- 財務諸表論
- 消費税法
- 相続税法
それではいきましょう。
まずは
ボトルネック探しを
メリットの観点から見ていきます。
- スピードアップが狙える
- 点数を効率的に取る勉強ができる
- 他科目でも転用できる
このボトルネック探しは
問題を細分化して最速で弱点を探し、
そこだけを重点的に勉強することで
スキルアップを目指す勉強法です。
ボトルネックとは…作業やシステムなどにおいて能力や容量などが低い、または小さく、全体の能力や速度を規定してしまう部分のことを指します。
つまり、
ボトルネックは
全体の能力や成果に影響する問題となる要因です。
【ボトルネックのイメージ図】
「ボトルネック」は
水道管をイメージすると
理解しやすいです。
蛇口を捻って出てくる水は
水道局から自宅まで繋がっている
水道管の中を通って私たちの自宅に届きます。
水道管には様々な種類があります。
上記の図を見ると
途中で「細い水道管」を通している”自宅A”は
「太い水道管」しか繋いでいない”自宅B”より
水が届くスピードが遅くなる事がわかります。
この場合の
「ボトルネック」は「細い水道管」のことを言います
自宅Aは、ボトルネックである
「細い水道管」を修理して改善しなければ
いくら太い水道管をさらに太くしたって
水が自宅に届くスピードは変わりません。
つまり
勉強や問題の解答でも
「ボトルネック」を探して修理・改善する方が
闇雲に勉強するより、遥かに効率が良いのです。
この勉強法の目的は、
ボトルネックを探して潰すこと
この勉強法は効率的に
- 問題を解くスピードをUPできる
- 点数を取れる重要な場所を勉強できる
と、勉強の”質”を上げる素晴らしい勉強法なのです。
さらに、ボトルネック探しは
他科目の勉強でも転用可能であるため、
非常に重宝されるモノでもあります。
次章では
ボトルネック探しの方法を見ていきます
ボトルネック探しの方法
「ボトルネック探し」の方法は、3つのステップです。
- 問題を細分化
- 実際に問題を解答
- ボトルネックを潰す
それぞれ解説していきます。
問題を細分化
まずステップ1
「問題を細分化」
普段解いている問題を使って
試験時間である正味2時間でどのように解いていくべきか、
問題に「解答の章」と「クリアする目標時間」を決めます。
普段の経験を基にして
「解答の章」と「クリアする目標時間」を決める
例えば
【財務諸表論】
- 現金預金、貸倒引当金…10分
- 有価証券、棚卸資産、固定資産…20分
- 従業員賞与、退職給付金、税金、税効果会計…15分
【消費税】
- 納税義務・中間納付…15分
- 分類…20分
- 転記…10分
- 電卓…10分
普段の経験から問題を細分化して
どのように問題をクリアしていくか
考えましょう。
実際に問題を解答
ステップ2は
「実際に問題を解答」
問題を細分化したら
実際に問題を解いていきます。
細分化した解答の章ごとに
どれくらいの時間がかかるか
測っていきましょう。
ボトルネックを潰す
最後にステップ3
「ボトルネックを潰す」
解答の章に対する”目標時間”と
解答の章に対する”実際時間”が
集計されました。
そのデータを基に特定できる
「ボトルネック」は
実際にかかった時間と目標時間が
乖離している「解答の章」のことです
「目標時間≦実際時間」の解答の章が
ボトルネックとなっている危険性、あり。
ボトルネックを特定できた方は
そのボトルネックの疑いがある解答の章を
重点的に取り込みましょう。
スピードのボトルネックである弱点を
局所的に補強作業を繰り返すことによって
無駄な時間を省き、最速で克服を目指します。
さらに弱点ではなくても
点数を取る為に重視すべき解答の章を
効率的に鍛えることもできます。
例えば
【消費税】
消費税は「分類」が終わってしまえば、
解答用紙に全て書き連ねるだけなので、
この「分類」のスピードと正確性が命となります
つまり
解答の章の1つである「分類」を重点的に勉強して、
レベルアップを狙う事ができます。
にれん因みに私は上記の理由から消費税の勉強では殆ど「分類」を重点的に勉強していました
ボトルネックを探すを実行することによって
計算のスピードや得点の伸びが悪いからと
- ただ、勉強時間を長くする
- 闇雲に問題を解きまくる
ことがなくなります。
つまり、
勉強の”質”が上がる事で
レベルアップにブーストをかけてくれます○
まとめと内容理解
今回は
計算の「ボトルネック探し」という勉強法を
一緒に見てきました。
そこで今回の記事を
内容理解と共にまとめていきましょう。
今回の内容に関する質問を用意しましたので
是非、質問に答えて理解に努めてもらえたらと思います
- ボトルネック探しのメリットの3つはなんだっただろうか?
- 「ボトルネック」とは、つまり何の事をいうのだろうか?何をイメージすると理解しやすいだろうか?さらに、そのボトルネックを解消するにはどうすれば良いのだっただろうか?
- 記事内では「ボトルネック探しの方法」として3つのステップを紹介しているが、それぞれどのようなステップを踏んでいただろうか?さらにはステップを踏む上でのポイントと注意点を思い出してみよう
いかがでしたでしょうか?
今回は【少ない時間で弱点を克服】計算の「ボトルネック探し」というテーマでお話ししていきました
本日もありがとうございました!
ではまた別の記事で。
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