税理士試験攻略法

【超重要】「”問題”に対する”答え”を探す」 財務諸表論:理論

どうも、にれんです。

私は税理士試験の全ての科目を(簿、財、法、相、消)2年で官報させていただきました✌︎

にれん
にれん
「こんなブログが受験生時代にあったら良かった‼︎」

と思いながら記事を書いてます


今回は【超重要】「”問題”に対する”答え”を探す」 財務諸表論:理論というテーマでお話ししていきます

想定読者

  • 財務諸表論を受験する方
  • 財務諸表論の理論のポイントを抑えたい方
  • 財務諸表論の理論問題の特徴を知りたい方

この記事は”6分”で読むことができます

本日もよろしくお願いいたします✌︎

 

目次-PageContents-

”問題”に対する”答え”を探す

税理士受験生
税理士受験生
先生。財務諸表論の理論のポイントってありますか?

メル先生
メル先生
せやな。「問題に対する答えを探す」ことを徹底すべきやな

税理士受験生
税理士受験生
もんだいにたいするこたえをさがす…ですか?

 

財務諸表論の理論を解く際の

1番のポイントは

問題に対する答えを探す」です

 

財務諸表論の理論の問題に関しては

理解が問われる問題が出題されるの 

特徴にあります

 

「理解が問われる問題」とは…教科書に書いてある文字をただ暗記しているだけでは歯が立たないような問題のこと

 

つまり、財務諸表論の理論の解答では

その出題される問題に対する答えが必要になるので

問題に対する答えを探す」ことが重要になるのです。

 

今回の記事では、「財務諸表論の特徴から押さえるべきポイント、問題文の読み取り方」さらには「財務諸表論の本試験で度々陥りがちなこと」まで触れていきます。

にれん
にれん
この記事を読めば「財務諸表論の理論に対する向き合い方」が完全にマスターできるので是非最後までご覧ください✌︎

財務諸表論の理論問題の”特徴”を知ろう

税理士受験生
税理士受験生
先生。そもそも「理解が問われる問題」ってなんですか?

メル先生
メル先生
それが財務諸表論の理論問題の”特徴”やな

 

財務諸表論の理論問題の特徴として

「理解が問われる問題」である

ということがあります。

 

この章では

この財務諸表論の理論の特徴である

「理解が問われる問題」とは

一体どういったものなのか、見ていきます。

 

それぞれ

「税法科目」と「財務諸表論」を

引き合いに出してお話しします。

 

 税法科目財務諸表論

問い

  • 【〜の規定を述べなさい】
  • 【〜を踏まえて、その結論と根拠となる規定をそれぞれ述べなさい】
  • 【〜の算定方法が違うのはなぜか?】
  • 【〜の違いは何か?】
  • 【この取引は〜に該当するか?その理由は?】
特徴”規定”と”規定の使い方”が問われる問題”理解”が問われる問題

 

「税法科目」の理論の問題は

”規定”と”規定の使い方”が問われる問題が

出題される特徴にあります。

 

税法科目の理論暗記では

”規定”をベースに問題が出題される為

『”規定”を1字1句完璧に覚えてさえいればよい』

と比喩されることもあります。

 

反対に、

「財務諸表論」の理論の問題は

「理解が問われる問題」が

出題される特徴にあります

 

”規定”そのものを問う訳ではない

  • 「これはどうするのか?」
  • 「なぜこれはこうするのか?」
  • 「その違いは?」

 

財務諸表論の理論の問題は

その理論的な角度から

財務諸表や簿記の理解を求めてきます。

 

さらに、

試験委員である出題者が欲しい答えは人それぞれ違う為

それぞれの出題者によって”問題の角度”が人により変わります

そのため

  • 「今何を問われたのか?」
  • 「何を書いて欲しいのか?」

を考える必要があります。

 

財務諸表論の理論では

規定をひたすら一語一句覚えても

「問われたこと」に答えられなければ残念な結果

終わってしまいかねません。

 

答えを探す為に問題文をどう読みとるか

メガネ, 読書, 本, 書籍, フォーカス, 教育, 読む, 紙, ページ
税理士受験生
税理士受験生
先生。ただ文字を暗記するだけじゃダメなことは分かったけど、なにか問題文の効果的な読みとり方ってありますか?

メル先生
メル先生
せやな。『どの角度から何を答えれば良いのか?』を重視するとええで

 

財務諸表論の理論は

理解が問われる問題」が出題される特徴があり

問題に対する答えを探す」必要があります。

 

その答えを探す為には、

どの角度から何を答えれば良いのか?

考えばがら問題文を読むと良いでしょう。

 

この「角度」というモノは

「論点」や「見方」や「立場」とも言えます

 

問題文の中には「〜基づき」「〜という記述から」「〜に係る、関する」というような文言が必ずある。これは試験委員からの「この角度から答えてねというメッセージなので必ずチェックしよう。

 

角度によっては、

答えなければいけない事や

答える必要のないことがあります

 

試験時間は2時間しかありませんので

時間を有効活用する為に

「どの角度から」を重視する必要があります。

 

どの角度からをチェックした後は、

「何を聞いているのか」を考えていきます

 

「何を聞いているのか」

  • メリットデメリット
  • 違うところ
  • 会計基準の観点
  • これらの理由

 

財務諸表論の理論の問題文は

何を(WHAT)答えれば良いのかを考えながら読むと

問題に対する答えを探す事になります。

文の最後に「何を(WHAT)」が隠れていることが多い

 

合言葉は

「どの角度から何を答えれば良いのか?」

是非、日々の財務諸表論の理論の勉強に活用してください✌︎

本試験で陥りがちな”アレ”

税理士受験生
税理士受験生
先生!特徴も掴んで、やるべき事が分かって、問題文の読みとり方もマスターしたので本試験では楽勝ですね^^

メル先生
メル先生
まだ早いで。本試験では「結局何を聞かれてるかがわからへん場合」がある

税理士受験生
税理士受験生
結局何を聞かれてるかわからない場合…ですか?

 

本試験の財務諸表論の理論問題の

特徴は「理解が問われる問題」です

 

そして

その理解を問う出題者は

「試験委員」となります。

 

本試験の問題の作成者は

「試験委員」

 

しかし、この試験委員。

めちゃくちゃ頭いいです(当たり前です)

 

その為私たち受験生では

パッと見、又はがっつり見ても

結局何を聞かれてんのかイマイチわからん

と言ったような現象が起こります。

 

これはやはり

「”理解”が問われる問題」が特徴の

財務諸表論の理論で起こりやすいという印象です

 

ただ安心してください、大丈夫です。

 

問題を作成した試験委員以外、誰が見ても

「結局何を聞かれているのかわからない問題」は

「結局何を聞かれているのかわからない問題」です

 

本試験で少しでも迷った場合には以下の記事を参考にして取り組んでみてください。

【応急処置】本試験で迷ったら、とりあえずこの記事を思い出して下さい。どうも、にれんです。 私は税理士試験の全ての科目を(簿、財、法、相、消)2年で官報させていただきました✌︎ と思い...

 

まとめ

 

今回は、財務諸表論の理論で

押さえるべき1つのポイントを

問題の特徴や問題文の読み取り方、

さらには本試験での対応まで見ていきました

 

是非、皆さんも実践してみてください✌︎

 

税理士受験生
税理士受験生
この記事のおかげで財務諸表論の理論の悩みがスッキリしました✌︎

メル先生
メル先生
それはよかたで。ほな、まとめていくで

まとめやで

  • 財務諸表論の理論では「”問題”に対する”答え”を探す」が重要なポイントやで
  • 財務諸表論の理論問題の特徴として「理解が問われる問題」があるで
  • 問題文は「どの角度から何を聞かれているのか?」を重視しながら読み進めるとエエで
  • 「理解が問われる問題」では出題者である試験委員が、いかつい問題出してくるからその時は一旦立ち止まって落ち着いて考えような


いかがでしたでしょうか?

 

今回は【超重要】「”問題”に対する”答え”を探す」 財務諸表論:理論というテーマでお話ししていきました

 

にれん
にれん
この記事で財務諸表論の勉強が捗るようになった人が1人でも増えてくれたら嬉しいです✌︎

 

ではまた別の記事で。

 

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