ども、Sleqtです。
はじめに…
私は税理士試験の
全ての科目を(簿、財、法、相、消)
1発で合格させていただきました✌︎
と思いながら記事を書いてます。
早速ですが、
私、にれん。理論がめちゃくちゃ得意でした。
因みに、
どちらの年も理論科目2つ(H30財法・R1相消)
と言われ続けた受験生時代。
この理論暗記法シリーズでは
1人でも多くの受験生が人知れず、
「私、理論得意かも」と
感じてくれたらいいなと思ってます。

今回は
『”新規理論”を暗記するための4つのステップ』
をご紹介いたします。
『新規理論』とは…まだ覚えたことのない理論
今回はその新規理論を
いかにして自分の物にしていくか。
私の方法を伝授していきたいと思います。
よろしくお願いいたします✌︎
目次-PageContents-
新規理論の暗記法のイメージ
イメージは
なんとも保守的な覚え方でしょうか。
ただ、この一歩一歩が積み重なると物凄い結果になるんですよね✌︎
『新規理論』は1日で『復習理論』にしよう。
『復習理論』…一度、全部を暗唱できた理論
『3歩進んで2歩下がる』ことで
着実に前に進み
『復習理論』の数を
増やしていきましょう✌︎
『4つのステップ』
4つのステップをお話しする前に
私が理論をしていた時に気をつけていたことを一言で…
分散学習…学んだ知識の復習の時間の間隔を徐々に開けること
この”4つのステップ”を
先程の”3つのテクニック”を使って
淡々とこなしていきます。
因みに、私の場合は⑴~⑶までは休日(土日)に行っていました。
⑴「全体を読んで趣旨を理解」
理論を覚え始める前に
その理論が
「何故できたのか」
「どうして存在するのか」
「何を定めているのか」
全体的にその理論を理解してあげます。
例えば、
「法人の交際費等」なら

「交際費は基本は経費(損金)で認められんくて例外として800万円認められる場合があるのかあその場合は書類を提出せなあかんのか」
くらいでいいかなと✌︎
これから覚える理論の存在する意味を
理解した方が頭にも残りやすいのです。
『趣旨』は理解が問われる応用問題やベタ書きがナンセンスな問題で活きます。
⑵「暗記タイム」
例えば上記の「法人の交際費等」

”交際費等のうち飲食その他これに類する行為のために要する費用(専らその法人の役員若しくは従業員又はこれらの親族に対する接待等のために支出するものを除く。以下「飲食費」という。)で、その旨につき帳簿書類に記載して明らかにされているものをいう。”
これに上記の理論を当てはめると…
- …”交際費等のうち飲食その他これに類する行為のために要する費用で”を暗唱できるまで暗記する
- …”(専らその法人の役員若しくは従業員又はこれらの親族に対する接待等のために支出するものを除く。以下「飲食費」という。)”を暗唱できるまで暗記する
- …①~②を暗唱する
- …その旨につき帳簿書類に記載して明らかにされているものをいう。”を暗唱できるまで暗記する
- …①~④を暗唱する
- …最後まで繰り返す
サボれる時はサボろうよ
「暗唱サボり」
例えば、
交際費等の場合

『1.意義』と『2.損金不算入』の2つがあります。
その為
つまり「章ごと」に「1単元」としてみなす。
”自分の暗記”が自分に試されている気がしてモチベーションが上がるといった効果もありました✌︎
「区切りサボり」
その他にも例えば、
”交際費等のうち飲食その他これに類する行為のために要する費用で(専らその法人の役員若しくは従業員又はこれらの親族に対する接待等のために支出するものを除く。以下「飲食費」という。その旨につき帳簿書類に記載して明らかにされているものをいう。”
いちいち一文に区切らず、調子がいいときは調子に乗っちゃえ
「理論暗記は臨機応変に対応して少なく、しかしより良く」
⑶「1時間後全て暗唱」
これも本当に重要。
「復習は忘れる前にしとけ」と
よく小学生の時に聞きませんでした?
それはものすごく見当違いです!
復習の一番の最高のタイミングは…「忘れかけたその時」

このデータ(「子音・母音・子音」からなる無意味な音節を覚えた時の記憶のデータ)
でお話しすると人が学習してから1時間が経過すると56%も忘れてしまいます。
完全に忘れかけていますね(笑)安心してください。その時がチャンス。想起しましょう。
勉強した内容を24時間以内に15分間復習するだけで記憶率は100%まで上がる
『1時間たったそのときに全部暗唱してみましょう』
心理学者の竹内龍人さんによると
私たちが物事を記憶するまでには、じつは数日かかる。そのため、インプットしてから数日後に復習をすると、今まさに記憶を定着させようとしている脳の働きを助けることになり、記憶をより強固にすることができる。
そのために
次章の「理論のスリーアワーズ」があります✌︎
(理論のスリーアワーズに関しては3つのテクニックで解説済み)
⑷「理論のスリーアワーズで分散学習」
本日、新規理論で暗唱した理論を
最後にもう一度
理論のスリーアワーズで
暗唱してみましょう✌︎
理論のスリーアワーズで分散学習しよう
本日完了したら次は3日後。次は1週間後、その次は2週間後。
だんだん、復習の期間を伸ばしていきましょう。
この理論のスリーアワーズを2週間試した後に
みたいな状況になっていても大丈夫。
少し復習するだけで
ズワアアアアア(表現の癖)
と記憶が舞い踊ってきます✌︎
いかがでしたでしょうか。
今回は
『新規理論を覚えるための4つのステップ』について
ご紹介いたしました。
何度も何度も覚えたと思って
答練で「あれ、昨日覚えたのに全然出てこやん」
というような経験ともうおさらばできます✌︎
是非、
ご感想などお聞かせ願えれば幸いです。
本日もありがとうございました!
ではまた別の記事で。
